●江戸明治和本●〈改正〉女国尽し［婚礼女国尽・女国尽］（蔦屋板）

【判型】中本1冊。縦177粍。

【作者】不明。

【年代等】江戸後期刊。［江戸］蔦屋吉蔵板。

【備考】分類「往来物」。『〈改正〉女国尽し［婚礼女国尽・女国尽］』は、滝沢馬琴作『国尽女文章』と同じ趣向で日本の国名や名所・名物を紹介した往来物。底本は、「一筆申あげまいらせ候。今度、御姫様、山城守様御媒にて、大和守様へ御ゑん組御整ひ遊ばし、御結納の御祝儀進じられ候。御互ひに御めでたく有難、扨、だんだん御道具も揃ひまいらせ候…」と起筆する婚礼祝儀状の体裁で、諸国名とその名産品を列挙する。表紙見返しに「五常教訓歌」、裏表紙見返しに「源氏物語目録」「着類・道具・食物詞づかひ」を載せる。

★原装・刷外題・極美本。稀書（全国に所蔵数カ所（国文学研究資料館DB））。

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