アフガニスタン・バダフシャン・サーエサン鉱山産です。
アフガナイトは『カンクリナイト（灰霞石）』という鉱物のグループに属する『フェルドスパソイド（準長石）』の一種です。
このアフガナイトは有名なラピスラズリと同じ場所で産出される希少なケイ酸塩鉱物です。
青金石(Lazurite＝ラズライト )やソーダライト、また最近では稀に希少鉱物のアウイナイトと共生する事が分かって来ました。化学組成は(Na,Ca,K)8(Si,Al)12O24(SO4,Cl,CO3)3・H2Oで、成分に硫黄（S）が混入することで美しいブルーが発色しています。
また紫外線ランプを当てると美しいピンクやオレンジ色に蛍光する特質を持っています。
最近ではレアな宝石として美しい結晶は宝飾品に使われ高額で取引されています。
このアフガナイト原石は、見た目青いアフガナイトがちょこっと付いたただの白っぽい石に見えます。しかし、紫外線(365nm)を当てると色は激変し、黄色〜オレンジ色また青に全体が蛍光します。オレンジ色はアフガナイト、黄色はウェルネル石た想像出来ますが、青い蛍光の薄い鶯色の石は謎です。どのような成分の石がどのように成長をしたのか非常に不思議です。貴重なサンプルです。
アフガナイトは新しい鉱物で、まだまだ謎の多い鉱物てす。

77.4×44.4×32.4mm 88.90g

#アフガナイト
#天然石
#原石
#アフガニスタン
#ウェルネル石
#ラピスラズリ
#蛍光
#黄色
#オレンジ色
#青
#レア石
#準長石
#硫黄
#鉱物