1974年発売
販売当時価格　59,000円
重量　9.5kg

現行機に繋がるフロントアルミパネルのデザインと白木のボディカバーのクラシカルな雰囲気がたまらない。1974年発売の日本楽器製造株式会社(YAMAHA)のステレオレシーバーCR400です。

☆動作は…
Phono、AUX、Tape各入力より音出し確認しました。FMは簡易T型アンテナにて受信確認しました。埼玉県北部からFM東京、J-Wave、NHK-FMなども難なくステレオ受信出来るので感度はかなり良好です。AMも背面のバーアンテナで受信し確認しました。Recについては機材がないため未確認です。
スピーカーA及びB及びA+B全て出力確認しました。ヘッドホン出力及びマイク入力端子確認しました。Stereo/Mono切り替え確認しました。Loudness確認しました。BASS/TREBLE調整問題ありません。その他各部ダイアルやスイッチは至ってスムーズに変調切り替え出来ます。各ランプ類の点灯確認しました。

☆外観は…
アルミフロントパネルに目立たない小さなキズはあるものの大きな凹みや割れなどはありません。白木のボディカバーも非常に美しく48年前としてはかなり美品だと思います。

☆音質は…
レシーバーアンプながらとても高音が綺麗でこの時代のヤマハらしいナチュラルな音質です。特にPhono入力はレコード全盛期の70年代ならではでクラスを超えた高音質で現代のデジタルアンプには無い暖かみを感じます。CRシリーズとしては末っ子の普及機で機能は絞られていますが、音質的には600や800にも劣らないとのことです。

スマートフォンが2年で買い替えと言われる中、40年以上前の国産電子機器が実用に耐えるのは、日本人として誇りを感じます。しかしながら古い電子機器ですので、輸送中の振動や使用中にハンダ割れや電子部品の劣化など思わぬ不具合が発生する可能性があります。できれば、ご自身で対応できるスキルのある方が望ましいかと思います。
また40年の歳月の中で過去の修理歴や細かな部品交換歴などはわかりません、中古品の現状渡しです。故に返品・返金・修理・保証等はできません。中古オーディオ機器のリスクをご理解了承されてる方のみ、ご検討・購入をよろしくお願いします。