1979 年にシャープ CT 660E「トーキング タイム」が発表されたとき、それは、ディスクリート部​​品をプリント基板に実装する当時の通常の方法とは対照的に、LSI (大規模集積回路) 構造の初めての使用に基づいていました。 そのため、当時の消費者市場では驚くほど洗練された製品となりました。 これまでにも電気機械式の「しゃべる」装置はありましたが、これは実際の人間の声を合成した最初のしゃべる時計でした。 しゃべる製品は 1980 年代に一時的に流行しましたが その後ほとんどが消えていきました。

底部にはスナップ式の扉が付いています（時計を見やすい角度で固定するスタンドとしても機能します）。

ドアの下には、時刻/アラームを設定し、タイマーを 1 分、5 分、または 30 分に設定するための 6 ポジションのスライダー スイッチがあります (さらに「通常」ポジション)。

時間、分、設定用の 3 つのプッシュボタン、アラームを作動させるスライド スイッチ、時計またはストップウォッチ用の 2 ポジション スライダーがあります。



ボタンとスライダーを組み合わせて操作することで、経過時間の音声アナウンスや累積ラップタイムのアナウンスなど、非常に洗練された一連のタイマー/ストップウォッチ アクティビティを設定できます。

定期的に時刻を知らせるように設定することもできます。

時刻アナウンスを設定すると、「午後 1 時 27 分です」と淡々とした女性の声が流れます。

アラームが設定されると数小節の音楽が再生され、続いて「時刻は午後 1 時 27 分」です。その後、短い間奏が続きます。アラームが設定されていて、すぐに止めない場合は、自動的にスヌーズアラームモードになり、5分後に次の音声アラートが再生されます。

画像１：底部の扉を立てて表示。ガラス内側に白い埃があります。

画像２、３、４：年代の割には綺麗かと思います。

画像５：印刷部分に汚れが見受けられます。

画像６：スイッチの説明

画像７：バッテリーコンパートメントに液漏れはありません。



使われる方の用途に応じて大変に重宝する「しゃべる時計」かと思います。



ご検討をお願い致します。