針と糸だけで編み上げられるという
アルメニアのアンティークレースの
繊細なφ21.5㎝のフラワー型のドイリー。
額装用にブルーの麻布をお付けします。

爽やかで清涼感あるパキっとした白、
或いはオフホワイトのカラー。

アルメニアンレースは
紀元前二千年から受け継がれてきた
古い歴史と由緒を持つレース。
ヨーロッパとアジアが交差する土地で
編まれてきた細い糸状のレースは
空気を含んだような不思議な膨らみ、
妖精のようなエアリーさを漂わせています

センターのラウンドドイリーの周りに
花型のプチドイリーが15ピース
縫い留められているデザイン。

小花は、中央から外側に向けて
チューリップが放射状に咲いている、
或いはチューリップの花束のようで
線状の花びらがひらひら揺れ
たおやかでとても優美です。

可愛らしい小さな結び目が
新芽や葉、蕾、鈴蘭の花のようでキュート

使うのは針と糸だけ。
細かな結び目を作りながら
美しいレースに仕上げていきます

さらさらとして軽く、
天然素材の糸と感じます。
糸にはハリがあり、仄かな艶や光沢も。
コットンか、リネンかと想像します。
コットン＆リネンの混紡かも知れません。


以下は素人計測の為
誤差をご容赦くださいm(_ _)m

直径：21.5㎝
センター部分：14㎝
小花直径約3.5㎝
重さ：約4g

小さな花の内側、ごく薄く淡茶になった
箇所に二箇所気づきましたが
傍で見ないと目立たないレベルと感じます。
お気になさらないかたに。
2022年7月にホームクリーニング済で
清潔な状態です。
解れや破れ等のダメージは有りません。

気に入ってくださったかたに
素敵にご活用戴けましたら嬉しいです✧

【アルメニア】
世界最古のキリスト教国。
人口約300万人。首都はエレバン。
アジアとヨーロッパの間にある
コーカサス山岳地帯にある国で
かつては旧ソ連の構成国。

キリスト教を国教とした最初の国で
ギリシャ・ローマ時代のガルニ神殿、
4 世紀に建立されたアルメニア教の総本山：
エチミアジン大聖堂等の
古い宗教建造物で有名。
ホルヴィラップ修道院は
トルコとの国境沿いにある休火山と
アララト山の近くにある巡礼地に
多くの巡礼者が参拝。古代の伝説も多数。

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