第18回新風舎出版賞 ノンフィクション部門 最優秀賞 受賞作品 『MM日記』元・京大キノコ部部長 テイジハルヒト 著と云う本です。


きた、この感じ～～～～。
腕から肩にかけて、さやさやした緑色のマリモが体の内側をやさしく撫でていくような感触・・・・・・。すべてゆらゆらしている次元、体と世界の境界は溶けてあいまいにだらだらと・・・・・・。現在、その所持は違法となっているマジックマッシュルーム。法規制以前に京都大学の学生寮で繰り広げられていた「MMをめぐる冒険」と、法規制に向かう動きの中で抗う京大キノコ部の姿を元部長が、臨場感とともに綴ったノンフィクション。
20世紀の終わりごろ、日本で秘かに流行したマジックマッシュルーム。特にワルでも活発でもない普通の大学生の「おれ」は、ガーデニングでもするかのように、この幻覚キノコの栽培を始める。時間が止まったような大学寮では、二日に一度は誰かが静かにトリップしていた。「おれ」はバッドトリップや周りからの非難などを経て、MMに対する正しい理解を広め、法規制への抵抗を図るために、仲間たちと「京大キノコ部」を立ち上げる。そして、2002年6月6日。この日をもってマジックマッシュルームの所持は違法となった。(帯書きより)

このように、きのこの中でもマジックマッシュルームと呼ばれるきのこについて語られているノンフィクション本です。
重版未定品（絶版含む）の稀覯本となっていて、現在入手は極めて困難となっています。


頁：181ページ
発行：2004年8月25日 初版第1刷
当時の定価：1,500円＋税
発行所：新風舎
カバー付き
帯付き


プロフィールにも書かせてもらっていますように、お値引きには一切対応しておりません。悪しからず。
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