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自宅にて保管。折り目なし、きれい。古いものなので神経質な方は、ご遠慮ください。
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沖縄伝来の「花織」「花絽織」に魅せられ技法を学び、制作研究を続けながら、色彩を志村ふくみに、絽を北村武資に学び、鳥巣水子独自の織物を開花させた。1978年以来現在まで、日本伝統工芸展に毎年入選、授章。本書は1977年から現在まで、著者自選作品120余点が収録され、鳥巣水子初の集大成。

273×210mm　上製本　152頁（カラー図版120点）
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鳥巣水子
日本伝統工芸展への発表を中心に活動した福江市崎山（現・五島市）生まれ染織家。7歳頃に東京に移住し、1946年津田塾専門学校（現・津田塾大学）英文科卒業後、福岡に移住。1972年、40代に入ってから織物を学び始め、はやくも1976年に藍絣作品によって日本伝統工芸展に初入選。その間、沖縄の読谷山花織の縫取り織に出会い、志村ふくみに草木染を師事すると同時に、松葉綜絖を用いて花織の試作を行い、1978年から花織作品を出品する。翌年には花織作品である《藍木綿花織帯地「花簪」》によって文部大臣賞受賞、文化庁買上げとなり、日本工芸会正会員に推薦された。1981年には、かつて琉球王室の最高位にある女性が着用していたという絹織物の花倉織の復元を開始し、1983年に《花倉織着物「黒潮」》で第30回日本伝統工芸展NHK会長賞を受賞した。さらに北村武資(たけし)に学んだ絽織を組み合わせた、鳥巣独自の「花絽織」を創り出した。日本伝統工芸展などでの多数の受賞歴があるほか、1988年には福岡市文化賞を受賞し、1991年に紫綬褒章、1999年に勲四等宝冠章を受章している。
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ISBN 4763004360（978476004369）
発売日2004年11月1日

「私の花織・花絽織」
鳥巣水子
定価: ￥ 3619

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