口径　11×20×高さ4cm

江戸後期あたりの古伊万里の染付の角皿です。

葵の葉模様が張り巡らされ
組香のようなものと扇子が描かれた
刺身皿やちょっとした盛り合わせに
金彩が施され華やかな印象です。

葵の特徴は長い茎が地上を這い、茎の先端に対の葉をつけます。
葉は常に太陽を向く習性があり、「あおい」の言葉が太陽を「あおぐ」ともとられ、幸先（さいさき）良いことから吉祥文様とされています。
ハート形の葉にくるんと大胆に描かれた葉脈が可愛らしいです。

艶のある優しい輝きが美しく
手に持つと一品がどっしりとした重厚感のある印象です。

高台部分に小さなカケが見受けられますが表面は美しく全体として良好な状態です。
時代を経たものとしてご理解いただける方にお選びいただけましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。

最後になりますが
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