ファッションの祭典、メットガラで有名なニューヨークのメトロポリタン美術館コスチュームインスティテュートが開催した2019年の企画展「Camp」の図録です。



写真でご覧いただくとわかるように、開くと左側が普通の本で、右側はレポート用紙のように上に開くような体裁になっています。右側はCampの精神を感じさせるファッションの写真が一点ずつ載っています。



パステルピンクの装丁が”映える”デザインで、本棚をおしゃれに飾ります。



現在、アマゾンやメットでは絶版状態の入手困難な書籍です。



346ページ

22.23cm x 4.45cm x 29.85cm

言語：英語





以下、METの書籍説明から：

スーザン・ソンタグの画期的なエッセイ「Notes on Camp」を引用しながら、本書では、ファッション・デザイナーがいかにして魅力的でユーモラスで、時には矛盾した方法でCAMPの美学に取り組むための手段としてメティエを使ってきたかを探っています。

「キャンプ」は捉えどころのない概念ですが、ほとんどの芸術表現に見られ、現状に挑戦する複雑な美学であることが明らかになっています。ハイアートと大衆文化の間の遊び心のある力学の表現として、ファッションは皮肉、ユーモア、パロディ、模倣、技巧、演劇性、誇張などのキャンプのモードを受け入れ、誇示します。



キャンプの感性の衣服的表現を提示するとともに、テキストと画像を通じてキャンプの規範に新しい理論的および概念的洞察を提供します。ジョニー・デュフォートによる素晴らしい新しい写真は、トム・ブラウン、ジョン・ガリアーノ、ジャン・ポール・ゴルチエ、マーク・ジェイコブス、カール・ラガーフェルド、アレッサンドロ・ミケーレ、フランコ・モスキーノ、イヴ・サンローラン、ジェレミー・スコット、アナ・スイ、ジャンニ・ヴェルサーチ、ヴィヴィアン・ウエストウッドなど、優れたファッションデザイナーの作品を強調しています。