M1750●江戸和本●ふみ鏡[書鏡・ふみかゝ美]

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ふみ鏡[書鏡・ふみかゝ美]

【判型】半紙本3巻合1冊。縦232粍。

【作者】法忍作。松宮観山(俊仍(トシツグ・シュンジョウ)・左司馬)跋。

【年代等】宝暦8年12月跋・刊。[江戸]刊行者不明。

【備考】分類「教訓」。上巻「天の御柱(みはしら)」、中巻「心の御柱」、下巻「国の御柱」の3巻から成る教訓書。上巻は「一筆取むかひまいらせ候。さもこそは、法忍が坊主口にて…」と書簡風に起筆し、以下の各項も「あなかしこ」で結ぶ書簡形式で記す。天地の理に従って国家を守護する武士の道、国法を遵守し、出入り(もめごと)を慎むべき町人の道、人の身命を預かる医道を始め、色欲・邪淫、女の道、夫婦関係、下女・下男の扱い、商家奉公人の道、農夫の道、百姓の号、農家の普請、婚礼と家督相続、隠居の心得、商売の利潤、困窮者への援助、孝行、育児についての書き置き、仏僧・仏教・信仰、日本の風俗等を説く。中巻では、三神(天照皇大神宮・天満自在天神・熊野権現)の信奉、三種の神宝、武尊権現と武勇権現、治国・武道と三教一致、人倫と敬・憐・明・正・厚の五字目(な)、日本の装束、神儒仏の現状批判、学問の心得、女人結界と女の道、士農工商の掟と農民心得などを諭す。下巻では、町・村役人心得、諸職人・諸商人心得、遺言等について記す。上巻22丁オで「当時の説教」が日本の風俗や在家の道を踏まえず「現世をなひがしろに」しているとし、上巻24丁ウで、仏教以外に道があることを知らぬ出家が多いと批判するように、作者の理念が垣間見られる記述も少なくない。法忍は享保8年(1733)生れ、宝暦9年(1759)9月30日死去(享年27)。天台宗僧侶で、本書は二六歳の著作である(中巻10丁オ)。儒教・仏教にも精通し、「女性一般と百姓、町人を対象とし、神道を主とした三教一致論の社会教化運動の実践を貫いた人」であった(『江戸時代女性文庫』九八巻解題)。また、松宮観山(1686年(貞享3年)~1780年(安永9年))は、江戸時代中期の儒学者・思想家・兵学者。下巻23丁ウののどに「彫工神田八軒丁小嶋茂八」と明記する。

★原装・題簽欠・状態並み(一部小虫)。稀書(全国に所蔵数カ所(国文学研究資料館DB))。






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