種類...中判カメラ

フィルム...120フィルム



東西ドイツに分裂した1948年から1956年頃西ドイツで製造されたBOX-TENGORタイプ56/2です。この個体はGOERS-FRONTAR／f11付になります。

フォーカスは3段階ゾーンフォーカスで絞りもf11、f16、f22の3段階設定の

みです。

シャッタースピードは1/25固定とタイムだけですから三脚が必須アイタムになるフルマニュアル機です。後部ボックスは、巻き上げノブ下にあるノブを引き上げてボックスをスライドすれば外れます。

120ブローニーフィルムを装填し裏窓でコマNoを確認しながら撮影してください。シャッターロックと二重撮影防止の赤マークがあり実撮影にはクラシックカメラ特有の「お作法」があります。



本機には、経年使用によるスレや傷みがありますが実用レベルまで整備をしました。レンズとファインダーは比較的綺麗な状態です。

作例写真の通り単純なボックスカメラの描写には見えない秀悦な写りです。評判通りに非球面レンズ搭載を疑うほど写りの良いフロンターレンズです。

作例写真：会津若松市 鶴ヶ城 (フジカラーCDから落とした画像)

1/25 f16 Kodak PORTRA 160使用



僭越ではございますが、実用機ですので細部にこだわる方は専門店での購入をオススメします。

撮影を含め保証はございません。プロフィールをご確認いただきますようお願いいたします。