帝国ホテルのアーケードで、何年か前に購入致しました、本べっ甲のかんざしです。
確か、とりゐ屋と言うお店だったと思います。
当初からしっかりとした桐の箱に入っていました。

今は希少になりつつある本べっ甲で、きちんとした厚みがあり、しっとりとした漆黒のかんざしです。
写真の三枚目、四枚目をご覧いただきますと、優美な螺鈿細工が施されています。
派手さはありませんが、細かい螺鈿模様が七色に輝き、髪に映えて素敵です。

遠目には必ずしも目立ちませんが、客人のおもてなしやお茶会、ご友人とお喋りをされる場合等の距離感では、良い品であることをお分かり頂け、さり気なさがありセンスが光ると思います。

結婚式のお呼ばれに一度だけ使用致しました。

サイズ　　12×4.5センチ