3Dプリンターで作った実物大の剣です。

古墳などから出土する日本古代様式の剣が好きなのですが、そのような製品がなかったので、3Dプリンターで自作しました。
過去に製作して出品したものから、出力テストと調整を重ねて大幅に改良したバージョンになります。

出土品の資料をもとにしながら、草薙の剣のイメージ画像を参考に作ったオリジナルの剣です。

中心にはアルミの角管を通しており(写真3枚目)、
全長約82cmサイズになります。以前のものより厚みも若干増加調整しています。重量はこの状態で約352gです。

今回はこのサイズで初の出力まで達成できたもののため、組み立てと真鍮製の目釘打ち(写真4、5枚目)まで行いました。そのため分解はできません。

出力がやや粗くなっている箇所をパテ、やすりなどで調整していただいて、お好みのカラーで塗装していただくとより映えるかと思います。
写真では白に見えますが、素材は高密度PLAのクリアーとなり、未塗装の状態です。

3Dプリンターで出力したものですので、サポート材(プラモデルのランナーのようなもの)の切り離し跡や、キレイに出力されていないところなどがありますが、素人作品ですのでご容赦ください。

ここまで仕上げるのにかなり苦労しましたので、これを持ちながら古代日本に想いを馳せていただけたら嬉しく思います。
どうぞよろしくお願いいたします。