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古伊万里のなます皿五種まとめての出品でございます。

古伊万里収集家の方から譲って頂いた品で、どれも個性的で魅力的な器です。

大きなカケやニュウは見当たりませんが、どれも150年～200年程経っているので完璧をお求めの方はご購入をお控えください。



1点目（画像4枚目）・・・染付山水舟漕ぎ図向付

『赤壁の賦（せきへきのふ）』の一文が漢文で描かれております。

「さわやかな風がゆるやかに吹いて来て、水面には波も起きていない。

酒をかかげて客人に勧める」

高台は蛇の目高台

★寸法★

15.7㎝×5.0㎝



2点目（画像5枚目）・・・染付伊勢海老文向付

見込み中央には二重丸が引かれおりますが、主役の海老がその丸をはみ出して描かれております。その構図によって、海老がより存在感と大きさを強調されております。

裏文様は七宝帯、蛇の目高台、裏書ございます。

※ニュウ有

★寸法★

14.7㎝×4.9㎝



3枚目（画像6枚目）・・・色錦花鳥丸文向付

器全体に細かい貫入が入っております。

金、赤、染付、緑と多種釉薬で描かれ文様は煌びやかです。

裏文様には巻物と巾着、蛇の目高台で、裏書は角冨でございます。

★寸法★

15.2㎝×4.6㎝



4点目（画像6枚目）・・・芙蓉手松竹梅文向付

古染の濃い藍色が鮮やかで上品な器でございます。

古伊万里好きならば、この構図と文様の品はよく見かけるほど当時は流行した柄です。

裏文様は蔓文、蛇の目高台、裏書は「大明年製」と記されております。

カケ、ニュウ無し

★寸法★

14.7㎝×4.9㎝



5点目（画像7枚目）・・・染付山水東屋図向付

こちらは呉須を用いて山水東屋図が描かれております。中央の手前に松を描き、山と川に奥行を持たせる構図は当時の職人の知恵でしょう。

蛇の目高台、裏文様にも山文様、裏書「文政年製」ございます。

高台に内側にカケのように見えるものございますが、釉薬が掛かっておりますので、窯焼き以前に削れていたものかと存じます。

★寸法★

14.3㎝×4.1㎝



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種類...皿・鉢