昨年、 モロッコに行った時に 工房で 買ってきた 革細工の 腰掛け椅子です。
革細工で クッションカバーのように作られており裏から ファスナーで 中身が入れられるようになっています。 中身は新聞紙や いらなくなった服などを詰めると良いということでした。 写真は詰め物をしていないので へたって見えますが きちんと 中身を入れれば 綺麗な円柱状になり 座ることができます。
幾何学模様のようなデザインが 印字されて います。 これは金属の板をなめし皮に強く押し当てて 凹凸をつけています。
凹凸をつけた後 模様をなぞるように 手作業で 染料を使って着色していきます。 黄色の染料が 一番製品としては高価でした。 確かサフランを使っていると言っていた ように記憶しています 。 ですからせっかくなので黄色を購入しました 。手作業でもあり 写真にあるようにシミや 模様の少々のずれ なども 全体的に 見られることを 申し添えておきます。
購入した工房の外では革の色付け作業が 行われており工房の窓から見学できました。（１０枚目の写真がそれですが、この写真は他所のサイトからお借りしました。） それらの 革のパーツをはぎ合わせてこの円柱状に仕立て上げています 。革 本来 の香りが残りますが、 ネットで調べると 多くの場合 天日干しすることで 臭いは軽減すると書かれていました。
このお品 は 数あるお土産品の中で同じ腰掛けの中でも かなり高額だったと思います。 製法も本格的で 模様として金のスタンプを押し付けたようなものとは違います。 それはそれで 好き嫌いはお好みに 寄りますが。
値切って購入してきましたが 最初は6万円と言われたように記憶しています。 値段はあってないようなものかもしれませんね。
街中の ショッピングセンターの お土産屋さんで販売している ものでさえ デザインは違うけどちょっと凝ったものは 4万円 はしていました。
大事にとっておきましたが 物に埋もれた我が家ではもったいなくて使えなかったので、どなたか おしゃれなお部屋で使っていただければと思います。
たたんでお送りします。
よろしくお願いします。