山下達郎が72年に自主制作した幻のアルバムで A面はビーチ・ボーイズのカヴァー、B面はドゥー・ワップやロックンロールのカヴァー等で構成されています。

このアルバムを聴いた伊藤銀次からこの自主制作盤のことを伝えられた大瀧詠一が自宅に呼び、はっぴいえんど解散ライブのコーラスに起用。

それをきっかけに、後のシュガー・ベイブ結成へと繋がっていきます。



オリジナル盤は72年に自主制作され、100枚だけプレスされました。

これはその復刻盤で、シュガー・ベイブのマネージャーで、南青山にあり89年に閉店した伝説のレコードショップ「パイドパイパーハウス」の店主、長門芳郎の「Believe in magic records」というレーベルから1985年に一度だけ限定枚数で復刻プレスされた貴重なLPレコードです。



ファンクラブでは復刻CDも販売されていますが、当時の「自主制作盤レコード」の雰囲気は、やはりCDではなく「レコード」という形でないと味わえないと思います。



購入後はすぐにカセットテープに録音して、そちらを聴くようにしていたので盤質自体は良好だと思います。

ジャケットは経年によるシミがあり、ジャケットの角は若干の凹みやスレがあります。大きな色褪せや折れも無いきれいな状態ですが、

復刻版とはいえ、40年近い古いレコードなので年代なりの経年変化による劣化はあると思います。

レコード盤面は目視では目立つ傷や反り等はありませんが、試聴できるプレーヤーが手元にないので、音質やノイズ等は未確認です。



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