La Serraniaという、スペイン・アンダルシア州のフラメンコギター専門のギター工房で製作された手工品ギターです。少数精鋭のギター職人の方々の手により、アンダルシアの伝統的なフラメンコギター工法が守られているようです。Valeriano Bernalさんという２０世紀スペインの名工が製造、監修に携わった1990年代後半製の手工上位機種だと聞いています。

伝統的製造方法により、生産台数の限られているLa Serraniaギターの中でも、この楽器はトップはフラメンコギターの定番であるウエスタン・レッドシダーの単板、サイドやバックはローズウッド単板、ヘッドプレートや指板、ブリッジにはハカランダが使用されている総単板上位機種とのことで購入しました。軽くてやや小ぶりで、小さな力でも鳴りやすいので女性にもオススメ致します。薄めのボディや(ネックも薄めでビギナーの方でも握りやすいです)ゴルぺ板など、正統派なフラメンコギターの特徴を備えているので、初めてフラメンコギターを手にする方にも良いと思います。





これまで見て来たギターは大抵、私の弦の張り方と異なりました。弦の先端がピロピロした色付きの方をヘッド側に張る方式を取っています。お好みの弦や張り方を楽しまれて下さいませ。

リスペクトと今までありがとうの感謝を込め、スペインの舞いをイメージしてサムネ写真を撮ってみました。

ペグは高級ペグではなく一般的な品質のようです。ホセ・ラミレスに付いているような物を連想なさらないで下さい。



調整が概ね良好ですので弾き易く、弾き語りにも適しています。年式の割には美品ですが傷はあります。美品と申しましても主観的になります為、傷も隠さず全身を撮影致しました。画像20枚をよくご覧下さり、このギターで良いとご納得下さる方のみ購入下さいませ。


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